徹底的に軽い時計を作りたいと思えば、チタンでムーブメントを作ったり、フォージドカーボンでケースを作ったりと、どのブランドもやっていないようなことを先んじて取り入れる。それが、リシャール・ミルの姿勢なのです。
作りたい時計を妥協なく作る。そのためにコストがどれだけかかろうと、彼らにとっては問題ではありません。
日本に上陸した当初、リシャール・ミルには「時計のF1」というキャッチコピーがありました。その真意は、あらゆる手を尽くして世界最高のマシン(時計)を作り上げることでした。そして、F1マシンは誰もが買えませんし、乗ることもできません。この格別のステータス感まで時計に持ち込んだのが、リシャール・ミル。まさに「時計のF1」と呼ぶに相応しいコンセプトを持った最先端ウオッチに、世界中のセレブがこぞって魅了されていったのです。