ミネルバは、計測機器の開発においてどこよりも幅広いジャンルの装置を開発してきたメーカーでした。そうした歴史の中でとくに有名な計時装置がモーターレースの世界でその名を馳せた「ラリータイマー」。そして、このモデルの伝統を受け継ぐコレクションとして2017年に発表されたのが、レーシングウオッチとして生まれ変わった「タイムウォーカー」でした。
先行発表作では、直径43mmケースに横並びインダイアルを特徴とする自社製Cal.MB25.10を搭載した「タイムウォーカー マニュファクチュール クロノグラフ」と、直径41mmケースに自社でチューニングした自動巻きCal.MB.07搭載の「オートマティック クロノグラフ」という2本が登場。1960年代〜70年代にかけて一斉を風靡した、通称「パンダダイアル」「反転パンダダイアル」と呼ばれる白と黒のダイアルカラーが、クラシックな雰囲気を演出しています。