ロレックスのスポーツモデルではもはや一般的になりつつあるセラミック材質を使用したベゼルですが、
デイトナ プラチナ 116506Aに用いられる茶色いベゼルにはどこか高級感を感じます。
なぜ黒いベゼルにしなかったんでしょうね?
ピンクゴールドモデルのデイトナ116515LNと差別化を計りたかったのか?
それとも純粋にアイスブルーという文字盤に黒いベゼルを合わせてしまうとどこか無機質な印象になってしまいそうなので、あえて柔らかい印象のブラウンのベゼルをあててきたのか?
真相は定かではありませんが、明らかに茶色いベゼルは正解の選択肢の様に思えます。
ベゼルが茶色である事で「青と黒」よりも「青と茶」の組み合わせがより文字盤の青色を引き立たせる事に繋がっております。
このあたりの細かい色選びはロレックスのお家芸ですね。サブマリーナに突然緑色のベゼルをあわせたり、青と黒のベゼルのGMTマスターを発表したりと、ベゼルの形状とカラーのチョイスで腕時計の表情はガラッと変わってしまう為、ロレックスサイドとしても相当試行錯誤を重ねて決定していると思われます。