今年のアンティコルムのONLY WATCHにおいて、初期のサブマリーナを復刻したブラックベイを出品、50万円程度のエスティメートに対して4000万円以上の落札結果をたたき出し、その並ならぬ底力を見せつけたチュードル。
そしてドゥカティは、イタリア・ミラノショーにおいて、クルーザー・ワールド(低速、リラックスした走り、ロングツーリング、足を前方に投げ出すライディング・ポジション)とドゥカティ・ワールド(イタリアン・スタイル、洗練されたエンジニアリングと比類なきパフォーマンス)という2つの世界を融合したクルーザーモデル、Xディアベルを発表。
5000回転で最大トルク13.1kgmを発生させるエンジンに加え、フォアードコントロールやベルトドライブの採用、多様なニーズに応えるライディングポジションの設定や、40度という最大バンク角が確保されており、クルーザーらしいロースピード・エキサイトメント、そしてドゥカティらしいアドレナリンあふれるスポーツ・ライディングの両方の世界を、一切の妥協なく結合したと言います。
チュードル:ファストライダー ブラックシールド 42000CN フェイス
このXディアベルの登場に合わせて、ドゥカティのとのコラボレーションで展開するチュードルのファストライダー・クロノグラフに、Xディアベルの世界観をモノトーンで表現した、ブラックシールドのニューモデルが登場しました。
ブラックシールドは2013年のバーゼルワールドにてお披露目されたコレクションであり、ブラックセラミックのケース、ブラックの文字盤にレッド、またはカーキのアクセントが加えられたもので、今回加えられたニューモデルは針、インデックス、そしてレザーストラップのステッチなどに白のアクセントを挿すことで、よりスポーティーで精悍(せいかん)な表情となりました。
チュードル:ファストライダー ブラックシールド 42000CN
ブラックセラミックのモノブロックで作られたミドルケース、ベゼルは優れた硬度と高い工作精度に寄って削り出され、150m防水を誇ります。
チュードル:ファストライダー ブラックシールド 42000CN ケース
こうして次々と魅力的なニューモデルが追加されていく近年のチュードル。
熱心な時計ファンが多いことで知られる日本での展開が未定というのは、世にも不思議なことと思えてなりません。