「Contagiri」とは車のタコメーター、回転計が由来。かつてアルファロメオ・GTの専属のカーレース・ドライバーとして活躍したデザイナーのジュリアーノ・マッツォーリ氏。70年代からの彼のアルファロメオ、レースに対する情熱と、時計作りへの情熱が重なることで新モデルが誕生。レーサーだった頃いつも目の前にあったタコメーターの記憶がこの新しいリストウォッチ「Contagiri」へと姿を変えた。
レトログラード機構搭載の新作時計「コンタジーリ」 ジュリアーノ マッツォーリ
レトログラード機構を搭載している「Contagiri」は、一本の針が12時の位置に達すると瞬時にゼロの位置に戻り、12時間かけて270度運針する。ムーブメントはオリジナル・キャリバーのカンビオセクエンツィアーレを使用。自動巻きで、パワーリザーブは約42時間。アルファロメオを意識し、サイドレバーが車のギアチェンジをモチーフとしているところもポイント。
「正確な時間を知るための時計ではありません。普通の時計や携帯電話でも正確な時間は確認できますね。」と笑いながら話したデザイナーのジュリアーノ・マッツォーリ氏。自身の時計作りへの想いを次のように話した。